一人暮らしの洗濯のやり方

洗濯は簡単

洗濯物を干す女性

 

洗濯も一人暮らしでは避けて通れない家事ですが、昔と違って洗濯機に洋服と洗剤を入れてスイッチを押すだけで簡単にできます。面倒だからといって何日分もためこむと余計な手間が増えるだけなので、マメにしておくのが大切です。

 

コインランドリーを使う人もいますが、洗濯物が少ないとコスパが悪いですし多いと運ぶのが大変になります。洗濯完了まで待つ時間も必要なので、洗濯機を購入して自宅で洗濯するほうが最終的な費用、時間の活用という点でメリットは多いです。

 

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洗濯の基本

洗濯機に入れてスイッチを押すだけとはいっても、洗い方の違うものを一緒に洗ったりすると色落ちや色移りしてしまいます。そもそも洗濯機では洗えない衣類もあるので、洗濯表示は確認しておくべきです。

 

洗濯表示は洋服の内側のラベル部分に書いてあります。絶対にダメにしたくない服は洗濯前に確認しておくと安心です。水洗いできないものやドライクリーニングできないもの、塩素漂白剤が使えないものなど、NG系は基本的にマークの上から×がついているのですぐにわかります。同時に×以外でOKな表示もあるので、その表示に従って洗えば問題ないです。

 

また、ドライOKのマークでも「ドライクリーニングじゃなきゃダメ」という意味ではありません。ドライも可能という意味なので、ドライOKと一緒に水洗いOKのマークがあるなら普通に洗濯できます。

 

仕分けをしておく

色ものや汚れがひどいもの、糸くずがつきやすいタオル系、下着類、Tシャツ系といった具合に事前に洗濯物を仕分けしておきます。洗濯回数が増えそうなら、たとえば下着はネットに入れてTシャツやタオルと一緒に洗うようにしても大丈夫です。

 

洗濯ネットは選ぶサイズよりも入れる量に気をつけます。振って中身が動く程度の量が目安です。キツキツは入れすぎですから、量を減らす必要があります。

 

洗濯物を入れる前に

ファスナーやホックがついている服は閉めた状態で洗濯機に入れます。開いたまま洗濯機をまわすと壊れる原因になったり、他の服に引っかかるからです。同様に、飾りがついている服なども裏返したりネットに入れる必要があります。

 

ボタンの場合は逆に開けたままでOKです。ボタンを閉めた状態で洗濯するとボタンが取れやすくなったり、ホールが広がったりします。

 

絡まり防止

長袖のシャツや下着類など、絡まりやすいものはあらかじめ洗濯ネットに入れておきます。デリケートな服やお気に入りの服など、絡ませたくないものは裏返してネットに入れると傷みにくいです。一張羅も同じ方法でガードできますが、単独で洗うかクリーニングに頼るほうが安心かつキレイになり長く使えます。

 

洗剤の用意

洗剤は大きくわけると液体か粉洗剤になります。洗うといい香りがでるものや仕上がりがふわふわになるものなど、色々なタイプがあるので好みで問題ないですが、粉よりも液体洗剤のほうが溶けやすいです。粉が溶けきらないと洗濯物に残るため、できれば液体洗剤の中から好みを選びます。

 

洗剤を入れる時の注意点

洗剤は必要以上に入れる必要はありません。量が多ければ洗浄力が強くなるわけではないので、適量で十分キレイになります。たくさん入れすぎると洗剤が残ったり、すすぎの時間が長くなったりするだけです。「シミや臭いの原因になる」「水道料金や電気代が上がる」というデメリットもあります。

 

洗濯物の量と時間

洗剤と同じく洗濯物も入れすぎに注意です。たくさんの洗濯物を一度に詰め込むと洗濯機の回転が悪くなり、汚れも落ちにくくなります。衣類と洗濯機両方に負担がかかるので、洗濯物が多い時は複数回に分けるべきです。洗濯機ごとに容量が決まっているので、その容量の7、8割程度を1回の洗濯量にするといいでしょう。

 

洗濯時間も通常の汚れなら10分ほどにしておきます。長く洗濯機を回していると衣類が傷ついてしまうからです。汚れがひどいものは洗濯時間を長くするのではなく、事前に部分洗いや下洗いをしてから洗濯機に入れます。

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