一人暮らしの掃除機の選び方

部屋の広さにあった掃除機選び

赤い掃除機

 

掃除機は購入必須の家電ですが、形や機能に違いがあるため選ぶ基準がわかりにくいかもしれません。一人暮らしの部屋はお世辞にも広いとは言えないので、それに見合ったサイズと形状の掃除機を選ぶのが大切です。

 

スポンサーリンク

 

一人暮らしに掃除機は必要?

そもそも掃除機を購入するかどうかで悩む人は多いです。一人暮らしでは持っていない人も少なくないですから、なくてもいいと考えてしまいます。しかし、結論から先に言うと買っておくべきです。

 

日頃の簡単な掃除ならフローリングワイパーやコロコロ、ホウキでも十分ですが、常に簡単な掃除をしているだけでは部屋の汚れはキレイにとれません。わたしも一人暮らしを始めた当初は掃除機なしで簡易的な掃除道具に頼っていましたが、いつもホコリっぽくて掃除した後でも部屋がスッキリしない状態でした。

 

絨毯やカーペット、ラグはコロコロをいくらしてもエンドレスにゴミがでてきますし、布団をキレイにするのにも掃除機は活躍します。

 

掃除機を使った後の部屋のスッキリ感は他の掃除道具と比べるまでもありませんから、掃除の頻度が少なかったとしても掃除機は用意しておくべきです。

 

スタンドタイプを選ぶ

掃除機は誰でも知っているキャニスター型以外にも、ハンディ型やスタンド型(スティックタイプ)もあります。ルンバもロボット型の掃除機と言えますが、これは別物と考えて最初から候補にはしません。

 

色々なタイプがある中で一人暮らしに適しているのはスタンド型です。6畳程度の部屋を掃除するには十分なパワーがあり、立てておけるので収納場所も困りません。さらに簡単に取り出せるため手軽に使えて便利です。

 

掃除機を買ったけど使わなかったという声がありますが、キャニスター型で収納に困ったり目立たない場所にしまって出し入れが面倒になったというのが大半です。スタンド型ならそうした心配もありません。

 

もっと手軽さを重視するならハンディ型が候補になりますが、小さすぎて室内の掃除には不向きです。食べこぼしやテーブルの簡単な掃除には便利なものの最初からそろえる必要性はなく、生活をはじめて欲しくなったら買う程度でいいでしょう。

 

紙パックの有無

掃除機の集じん方法は主に紙パックかサイクロンなので、どちらのタイプかをチェックするのも大切です。

 

紙パック式はパックの交換だけでいいので簡単ですが、長く使うなら交換用パックが必要になります。掃除機ごとにパックの型番が違っているので、紙パックの製造が終わると掃除機があっても使えない可能性がある点にも注意が必要です。

 

サイクロン式は一度買えばパック代はいりませんが、ゴミを捨てる時にホコリが舞うのがデメリットになります。価格も基本的に紙パック式より高いです。

 

どちらがいいかは掃除機の使用頻度を考えて判断すべきですが、一人暮らしなら掃除機を毎日かけたりすることはない上に部屋もそこまで広くないので、紙パックのコストもサイクロン式のカップ交換もあまり気になりません。

 

充電式かコンセント式か?

電源が充電式なら場所を選ばずに使えますが、仕様年数が増えると吸引力が落ちてきます。購入当初と比べて多少のパワーダウンは仕方ないですが、コンセント式のほうが吸引力の衰えを感じにくいです。

 

充電式は使用年数が増えると電池交換が必要というデメリットもあるため、長くつかえるタイプではありません。

 

コンセント式はコードが邪魔になる、逆にコードが足りないなどのデメリットがありますが、一人暮らしの部屋なら邪魔になるほど伸ばすことも足りないほど部屋が広いこともないため、特にデメリットとは言えないでしょう。

 

最終的な決め手

吸引力や消費電力など、掃除機ごとに細かい違いはありますが、最初の段階で気にする必要はないです。形状と紙パックの有無、価格、電源方式の4つが一人暮らしむけ掃除機を選ぶときの判断材料になります。

 

形状はスタンド型で間違いないので、後は予算と長く使うかどうかが決め手です。

 

パックの有無は日常使う分には大きな差がないものの、長く使うなら不満がでてきます。充電式も長く使うには不向きです。つまり、長く使える掃除機を選ぶなら、スティックタイプのサイクロン式かつコンセントに電源コードを指して使うタイプをおすすめします。

 

逆に何年も使うつもりがないなら、スティックタイプでさえあれば紙パックの有無や電源方式にこだわる必要はありません。安さを重視して選ぶといいでしょう。

 

当然ですが、条件にあう掃除機が見つかっても最終的には価格も無視できませんから、目安として予算は1万円前後で考えておきます。

 

サイクロン式は紙パック式よりも排気のニオイやホコリが気にならないというメリットもあるので、予算内でスタンド型のサイクロンが選べるなら大失敗とはなりません。

スポンサーリンク

 

 

このエントリーをはてなブックマークに追加