一人暮らしの電子レンジの選び方

電子レンジは必須

電子レンジ

 

電子レンジは一人暮らしには必須の家電です。自炊を頻繁にするなら調理の時間短縮に活躍しますし、料理が苦手な人でもお弁当やレトルト食品を温めるのにかかせません。

 

温める以外の機能もドンドン増えている反面、価格もピンキリで選ぶ基準が難しくなっています。買ってから失敗する人も少なくないので、事前に選び方を知っておきましょう。

 

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自炊頻度で選ぶ

電子レンジの購入で失敗する原因の大半は自炊頻度を考慮していないからなので、買う時は自炊をどの程度するかを考えておきたいです。

 

多機能なものを買ったけど外食メインでほとんど使っていないという人もいれば、安さにつられて買ったけど思った以上に料理をしていて機能面で不満という人もいて、同じ失敗でも自炊の頻度によって後悔の仕方が真逆になります。

 

実際に生活を始めるまではイメージがつきにくいかもしれませんが、毎月の食費にいくらくらい使えるのかも計算した上で自炊頻度を大まかに把握しておきましょう。

 

ひとつの目安として、女性なら価格よりも機能重視で選び、男性ならシンプルさや使い勝手を重視しておきます。

 

機能で変わるレンジの種類

電子レンジの種類は温めるだけの単機能レンジとトースターやオーブンがついたオーブンレンジ、さらに高性能なスチームレンジに分けられます。

 

単機能レンジ

温めるだけの単機能レンジは値段も1万円以内と安く、最初の候補になります。温めるだけとはいっても解凍や煮ることはできますし、出力レベルの調整も可能です。

 

シンプルで使いやすく、使わない機能もないので、多機能なレンジを選んで使いこなせないくらいなら最初から選んでおくといいでしょう。自炊するつもりがあまりないなら問題ありません。

 

ただし、自炊を視野にいれているなら機能に不満がでてきます。トーストを食べたいなんて願いも叶わないのが難点です。

 

オーブンレンジ

単機能レンジにオーブン、トースター、グリルがついたオーブンレンジなら日頃の自炊も快適にできます。価格も幅がありますが、家電セットの内容に含まれることも多いです。

 

単機能レンジを1万円近くで購入するなら最初からオーブンレンジを選びます。数千円プラスすれば買えますし、お店や物によっては値段に大差がないことも多いからです。

 

スチームレンジ

スチームレンジはスチームでよりおいしく温める、ヘルシーに仕上がるなど、頭ひとつ抜き出た性能がありますが、値段も高いです。容量の割にサイズも大きいため、置き場所に困る可能性もあります。

 

一人暮らしの前から頻繁に料理をしていて、こだわりがあるなら候補になりますが、最初から選ぶ必要はありません。

 

その他のチェックポイント

電子レンジは機能が同じでも、細かい部分の違いが使い勝手を左右します。一人暮らしなら設置場所の問題もあるため、事前の確認は大切です。

 

サイズと容量

洗濯機や冷蔵庫のように設置場所が限定されるわけではありませんが、部屋のどのあたりに置くかは決めておきたいです。置き場所を測ってからサイズは決めればいいものの、放熱用のスペースが必要なため、サイズは設置場所よりも小さいものを選んで余裕をもたせておきます。

 

また、本体のサイズとあわせて中の大きさも確認必須です。コンビニ弁当などはレンジよりも大きい箱もあるため、中が狭いと入らないことがあるので注意です。

 

容量の目安は20Lです。容量の大きさが価格にも影響するため、これ以上を選ぶ必要はありません。ただし、容量とレンジ本体のサイズは違うので、大きさには気をつけます。

 

テーブルのタイプ

レンジ内のテーブルにはお皿がクルクル回るターンテーブルタイプと平らになっているフラットタイプがあります。

 

フラットタイプの方がパッと見の大きさがわかりやすいです。中も広々と使える上、ターンテーブルのように回転が止まる心配もありません。掃除のしやすさもフラットタイプに軍配が上がりますが、価格が高くなるのがデメリットです。

 

ターンテーブルを選ぶ場合は、中の広さと途中で回転が止まらないかをチェックします。

 

ドアの開閉方向

ドアの開く方向は左向きと手前に向かうタイプがあります。どちらが優れているかは置き場所次第です。

 

電子レンジを高いところに置く場合は左に開くタイプを選びましょう。手前に向かうタイプだと熱をもったドアが目の前にきて危ないですし、中も見えにくいからです。出し入れが不便にもなるので、手前に向かうタイプを選ぶなら、置き場所を工夫します。

 

調理ボタン

ボタンを押すだけで加熱時間などの設定をしてくれる調理ボタンがあると便利です。料理経験がなくても自炊にチャレンジしやすい状態になります。電子レンジの用途がほぼ決まっている場合は、頻繁に使うボタンがあるものを選ぶのもありです。

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