常備しておくと便利な食材
一人暮らしではあれこれ食材を買っても使いきれないことが多いです。無駄をなくすためにはできるだけ大量の買い出しは控えるべきですが、冷蔵庫が空っぽというわけにもいきません。
使用頻度も多く、常に備えておくと便利な食材をまとめるので、買い出しの時に迷ったら優先的に購入すると無駄を減らせます。
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主食
主食はご飯かパン、麺類になりますが、好んで食べる物をメインにして後は保存用にしておきます。ご飯はチャーハンやお茶漬けなど、あればどうとでもなるので、あまりお米を食べない人でももしものために用意しておくと助かります。
米
お米は冷蔵庫で保存するとカビ防止になりますが、他の食材の臭いが移ったり乾燥することもあります。冷蔵庫のスペースも必要なため、大量保存もなかなかできません。長期的に保存するつもりなら、購入時のまま空気に触れないようにしておきます。炊いたご飯が残っているなら容器に移して冷凍保存も可能です。
保存目的でなくとも、通常は米びつに入れて保存します。日が空いても簡単に腐ったりはしませんから、常に備えておきたいです。洗うのが面倒な人は無洗米を常備しておきます。
パン
菓子パンなどは日持ちしないためNGです。食パンを備えておくのが無難ですが、そのままでは長期保存は難しいので冷凍保存をしておきます。消化にもいいので、体調が悪くなった時の非常食にもなります。解凍は冷凍庫から出して焼くだけです。
麺類
麺類は色々ありますが、種類や調理法を変えれば簡単に味に変化をつけれる上に、茹でるだけのお手軽料理なので、2種類くらいは備えておくと便利です。
好きな種類の麺なら迷わずそれでOKですが、冷凍できるうどんが長期保存しやすく病気の時も活躍します。
非常食のつもりで備えておくならインスタントラーメンやカップそば、焼きそばなどもいいですが、栄養の偏りには気をつけておきたいです。
肉類
肉類は料理の幅が広く、魚よりも保存しやすいです。冷凍しないなら1週間ほどが保存期間の限界なので、無駄に買いすぎないように注意します。
鶏肉
安くてヘルシーな鶏肉は一人暮らしでお肉が欲しい時に助かります。料理に追加することもできますが、塩コショウで焼くだけの貧乏レシピも可能です。買うのはもも肉かムネ肉で問題ないですが、どちらも冷蔵庫に入れるだけでは1週間とたたずにものすごい悪臭を発します。長期保存したいなら冷凍は必須です。
豚肉
豚肉も鶏肉ほどではないですが、使い勝手がいいです。ばら肉が幅広く使えるので備えておきます。鶏肉同様、冷蔵だけでは1週間もたないので、長持ちさせるなら冷凍保存が必要です。
野菜類
野菜は種類が豊富にあるため、何でもかんでも買うと使いきれなくなってしまいます。幅広く料理の材料になるものに絞って常備しておき、必要に応じて足りない食材を買い足すと無駄が少ないです。
青菜類
キャベツがもっとも手軽で無難です。常温、冷蔵、冷凍保存すべてできます。切り口から傷みやすいので、使ったらラップで包むのは基本です。最初から小分けにされた小さいサイズを買えば使いきれない心配も減ります。
キャベツと似ている白菜は腐りやすいので、常備は難しいです。使い勝手もキャベツには劣ります。
長ネギは購入したらみじん切りにしてタッパーなどで冷蔵保存すると邪魔になりません。
根菜類
玉ねぎは常温でも長持ちし、冷蔵、冷凍保存どちらも可能でさらに使い勝手も良く血液もサラサラにしてくれる万能食材なので常に備えておきたいです。
ニンジンも腐りにくく長期保存にむいています。常温か冷蔵庫で十分長持ちしますが、薄切りにして茹でた後なら冷凍も可能です。解凍する時は電子レンジで2分30秒ほど加熱します。
ジャガイモも同じく長持ちしやすい食材ですが、やや用途が狭まるのと冷凍保存しづらいのが難点です。これらの根菜類を鶏肉とあわせて揃えておくと、ルーだけ買い足せばチキンカレーとシチューがいつでも食べれます。
他にも食材はありますが、長く保存できて料理に使いやすいのは以上です。水分が多いものや使い勝手が悪い食材は、必要な時に必要な分だけ買うようにして上手に食費を節約します。
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