引越しを自力でやる場合の注意点

運搬時の注意点

段ボールに封をする女性

 

自力で引っ越す場合は荷物を運ぶ労力にだけ目をつぶれば引っ越しに関する費用を安くすることができます。特に同じ県内での移動の場合は労力も少ないため、車を使っても自力で引っ越すほうがお得です。

 

家電や家具を購入したお店から新住所に配送してもらう場合は荷物自体少なくなります。自分で家具や家電を運ぶときはケガや傷に注意が必要です。

 

また、家電は横向きにすると壊れやすくなります。家具はどういった向きで運んでも大丈夫ですが、タンスや収納家具、食器棚は中身を出しておかないと配置の時と違う向きにした時に大惨事です。

 

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荷物がのるだけの車の用意

他に注意しておきたいのは、荷物をのせるだけの車を用意する点です。一気に荷物を運ぶとなるとたとえ大型家電がなくても段ボールだけで結構な量になります。荷物の量にもよりますが、ワンボックスカーか軽トラくらいは用意する必要があります。

 

荷物の搬入・搬出作業を何人でするかも考えておきたいです。家族に手伝ってもらう場合は特に問題ありませんが、友人を頼る場合はお礼を何かしたほうが喜ばれます。必ずしもお金でなくてもいいですが、ご飯をおごってあげたりの気遣いは必要です。

 

レンタカーを借りる場合

荷物がのるだけの車を用意できない場合は誰かに借りるか、レンタカーを使います。万が一事故を起こした時の保険の問題もあるので、それなりの距離を移動するならレンタカーがおすすめです。

 

引っ越し専用でレンタカーを使うなら車の積載量の都合があるため、事前に料金の見積もり・予約をお願いします。繁忙期の2〜3月は引っ越しむけの車種が借りれないことも少なくないので、予約はしておくほうが安心です。

 

車のサイズの目安として、小さい段ボール10個くらいまでならライトバンで十分運べます。冷蔵庫などがある場合はワンボックスカーが必要です。家具や家電も運ぶなら軽トラを用意する必要がありますが、雨で濡れるのがイヤなら引っ越し専用のドライバンをレンタルすればコンテナで運搬できます。

 

料金はレンタカー会社によって異なるので要確認です。6時間や10時間といった短い時間で借りて延長するよりも最初から1泊2泊と借りたほうが時間あたりの単価は安くなります。レンタカー会社で支払う料金は高速代などは含んでいない点も注意です。

 

それと、ガソリンは満タンにして返す必要があります。満タンにせずに返却した場合は最後に精算が必要です。使用後の車を引っ越し先近辺の提携店に返却できるかの確認をしておくのも忘れないようにしておきます。

 

県内の引越しで高速道路を使わない場合、レンタカーを借りてもガソリン代込で料金は2万円以内におさまるはずです。引っ越し業者だともっと高くつくので、荷物の量と移動距離、労力の兼ね合いで決めるようにします。

 

なお、車を貸してくれて荷物の搬入も手伝ってくれて、運転もしてくれる家族や友人がいるならそれだけで全て解決します。ただし、新居の近くに駐車スペースがあるかの確認は必須です。

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