引越し業者の費用を抑えるポイント
最初から安い引っ越し業者にお願いすれば費用が安くなるのは当然ですが、それ以外にも料金を安くする方法はいくつかあります。特に最初から安すぎる業者は不安という場合は、工夫次第で費用をおさえれることを知っておくと安心です。
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引っ越し料金が安くなる時期
引っ越し業者の料金は引っ越しシーズンとそれ以外で異なります。特に3〜4月は通常の時期と比べて高いです。同様に8月や10月も業者の料金は上がっています。トラックや人件費の都合なので、単に「お客さんが勝手に来るから」というものでもありません。
逆に11月から年末にかけてと2月、6月あたりは費用が安い時期でねらい目です。同じ業者にお願いした場合でも、30%〜50%は料金に違いがでてきます。時期を選べるならこのあたりに引っ越しの予定を立てておくとそれだけでお得です。
平日に引っ越す
転勤や進学の都合で時期を選べない場合は、平日を狙うと多少安くなります。基本的に人が多ければそれだけ料金も上がるため、利用者が減る平日に時間を確保するのがおすすめです。
どうしても引っ越しシーズンの休日しか動けないなら、予約を早めにしておきます。できれば1ヶ月前くらいに業者を決めて予約をしておくと、繁忙期になってからの割高料金を避けれるので、結果的にお得になるケースは多いです。
荷物・人数を減らす
引っ越し業者の料金は荷物の量と作業人数に比例して上がっていきます。なので、不要な荷物は売るか捨てるかして減らしておくと、業者にお願いする人数も自然に減り、それだけ料金も安くなります。
人員を減らすと自分で運ぶ負担がでてきますが、家電や家具だけ運んでもらうといった工夫で負担を最小限にしつつ料金を下げることも可能です。業者によっては運ぶ人間を減らしたりできないこともあるため、事前に確認しておきます。
一人暮らしの荷物なら2人〜3人で十分です。
時間を任せる
業者に依頼する時間を午後にすると料金が下がることもあります。午前中に来てもらって荷物を入れてしまいたい人が多いからです。午後から来てもらう場合は、午前中の作業時間の影響もあるため、希望通りの時間に来てもらうのは難しいですが、目安は教えてもらえます。
時間を完全に任せる場合はこちらの都合にあわせてもらえない分、業者は手配の都合がつきやすく結果として料金が安くなります。荷物が多くて引っ越し自体に時間がかかると予想される時は午後からの受付は断れる可能性がある点だけ注意です。
料金の見積もりをする
引っ越し料金をおさえるためには見積もりを事前にとるのが必須です。料金設定は業者ごとによって違いますし、1社だけにお願いすると相場もわかりません。
いくつかの業者から見積もりをとっておくとおおよその料金もわかり、選択もしやすいです。見積もりを出してもらうには荷物の量を見てもらう必要があり、色々な業者に依頼する手間もあります。
なので、ネットの一括見積りサイトを使って複数業者の料金をまとめて見比べれば、無料で簡単に一番安い業者を調べることが可能です。
料金の交渉は暇な時期なら有効ですが、引っ越しシーズンだと断られる可能性もあります。「今決めてもらうといくらでできます」と急かされることもありますが、おおむね割高なので、必ず複数の業者の料金を知っておくのが大切です。
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