入居前のバルサンの効果と注意点

荷物を入れる前にバルサンをする

害虫駆除をする男性

 

新居に引っ越しの荷物を運び入れる前にバルサンをしておくとゴキブリやダニなどの害虫対策になります。

 

賃貸は新しい入居者に貸す前に清掃をしてくれますが、あくまで目に見える範囲で目に見えない害虫がどの程度いるかはわかりません。なので、虫が苦手なら最初にやっておくと安心です。

 

バルサン自体はいつ使っても問題ないものですが、家電や食器類を搬入した後だと準備や片付けが手間になります。部屋が空っぽの状態でしておくと虫の逃げ場もなくなるため、入居前が一番やりやすいです。

 

スケジュールの都合で荷物を入れる前が無理なら、部屋に荷物を入れた後、段ボールから物を出す前にします。

 

スポンサーリンク

 

バルサンの効果

虫の死骸でも見つかれば効果は一目瞭然ですが、それ以外だと効いているかはわかりにくいかもしれません。生活を始めてから「虫を見ないな〜」といった具合に効果がわかるものなので、使用した直後は特に気にする必要はないです。

 

最初にやっておけば2ヶ月程度は効果が続きます。田舎や飲食店の近くなど、場所によっては1ヶ月程度しか効かないこともありますが、何もしないよりはしたほうがいいです。

 

賃貸で使う時の注意点

バルサンの使用方法は説明書に従えばいいですが、賃貸で使う場合に注意したい点がいくつかあります。

 

火災報知器・ガス警報器

バルサンの煙や霧は火災報知器やガス警報器に反応します。自分の部屋がビービーなるケースもあれば、建物全体の警報器が作動することもあります。どちらにしても、セコムや消防が出動して大騒ぎになる可能性があり、たくさんの人に迷惑をかけてしまいます。

 

使用する前に必ず火災報知器の電源を切る、ガス警報器の電池を抜くといったことが必要です。よくわからなかったり電源を切ったりできない時は、ビニール袋やラップで覆って輪ゴムで止めておき反応しないようにします。

 

バルサンを置く場所も火災報知器やガス警報器の真下、近くを避けるといった工夫が必要です。使用後は警報器が反応するように戻します。忘れたら本当に火事やガス漏れがあった時に大変です。

 

必要に応じて業者に連絡

必ずしも必須ではないですが、初めてでよくわからない時は大家さんや不動産会社に一言バルサンを使うことを連絡しておきます。場合によっては使用を断られる可能性もあります。火災報知器関連で心配が残るなら、切り方を教えてもらったりしておくと安心です。

 

時間を置いて換気、掃除

バルサンは設置してから数分程度で換気したら意味がありません。部屋のすみずみまで行き渡らせるなら収納スペースを解放して玄関や窓は閉めた状態で1〜3時間は放置しておきたいです。当然、使用中は部屋に入れないため外出しておきます。

 

数時間たったら今度は窓を全開にして換気、空気の入れ替えが必要です。フローリングの床やキッチン周りはべたついている上、目に見えないダニの死骸もあるので、掃除機をかけて雑巾がけをすると快適な空間になります。

 

室内の物を保護

部屋が空っぽの状態なら気にしなくていいですが、室内に物を置いている場合はそれらを保護しないといけません。食器類は棚に閉まって、家電は布などで覆っておきます。食器はバルサン使用後に一度洗っておくと衛生面で安心です。この手間があるからこそ、荷物を入れる前にやっておくほうが楽になります。

スポンサーリンク

 

 

このエントリーをはてなブックマークに追加  

関連ページ

引っ越し方法を選ぶ
引っ越し方法を選ぶ時に考慮しておきたい項目をまとめています。
引越し業者のメリットと注意点
引越し業者を頼るメリットとお願いする時の注意点、事前の見積もり依頼についてまとめています。
引越し業者の料金を安くするコツ
引越し業者にかかる費用をおさえる方法をまとめています。
自分で引越す時の注意点
業者に頼らず自分で引っ越す場合に気をつけたい点をまとめています。
賃貸から退去する時の注意点
賃貸契約を解除して借りている部屋を退去する時の注意点をまとめています。
荷造り・梱包方法
引っ越しをする時の荷造りのコツと上手な梱包のやり方をまとめています。
引越し当日の持ち物
入居日に自分で持っていきたい持ち物をまとめています。
引越し前後のタイムスケジュール
1ヶ月前から引越し後までのスケジュールの目安をまとめています。
引っ越し後の挨拶は必要?
引っ越し後の挨拶をするかしないかと、する場合の注意点をまとめています。