食材を無駄にしない
自炊と外食では基本的に自炊のほうが食費は安くなりますが、食材を無駄にすると外食のほうが安くなる場合もあります。なので、料理が不得意で食材を使い切れないなら、食材購入時にも工夫が必要です。
また、日頃から自炊メインの人も食材を安く買いそろえるコツを知れば、さらなる食費の節約につながります。
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買い出しするスーパー選び
食材購入費を節約するときに大切なのが、買い出しするお店選びです。家から最寄のスーパーや帰宅途中のお店を選ぶのは楽ちんですが、節約するならできるだけ安いお店を見つける必要があります。
ただし、倍の時間をかけて10円安いお店に行くといった方法は、お金は節約できても時間的なコストがかかるのでおすすめできません。
タイムイズマネーと言われるほど時間も貴重ですから、「節約=お金をかけないこと」と決めつけすぎないようにしましょう。
ポイントカードが使えるか
お店選びで最初に重視したいのがポイントカードの有無です。外食でも自炊でも食費が0はありえませんから、同じように食材を買うならポイント還元があるお店を選ぶほうがいいでしょう。
クレジットカード利用でポイントがつくお店もありますが、支払方法を問わずレジで渡せばポイント付与してくれるところがためやすいです。
大型店か商店街か
豊富な商品が並ぶ大型スーパーなら一通りの食材を買い揃えることができます。ただ、価格は同系列の店舗間で同じですから、さらなる値引きには期待できません。
商店街の小さなお店や地域のスーパーは品ぞろえで大型スーパーに劣りますが、特別な値下げをすることもあります。
食材の品質は比べるお店ごとで変わりますが、小さなお店なら安くて良いものを見つけることも可能です。
どちらも一長一短あるので、それぞれのメリットを活かす形で使い分けるようにしましょう。
直売所は至れり尽くせり
農家の人が野菜やお米を販売している直売所は、高品質+新鮮+安いと三拍子揃っています。お店で買う場合と比べてメリットしかないと言ってもいいので、地域の直売所を探してみてはどうでしょうか。
買い出しのコツ
お店にある程度の目星をつけてから買い出しをしますが、やみくもに買うだけでは無駄は省けません。安く買うコツや節約につながる食材の買い出し術を覚えておきましょう。
空腹時を避ける
無駄な食材を買わない一番のポイントは、「お腹がすいている時には買い出しに行かないこと」です。空腹時にスーパーに行くと、並んでいるものすべてがおいしそうにみえてついついいらない物まで買ってしまいます。
また、無駄を省くために「冷蔵庫が空っぽになってからとりあえず買い物に行く」という人もいますが、冷蔵庫を埋めるために買い出しをするなら、ある程度自炊に慣れていて計画的に料理しないと食材を使い切れず結果的に無駄がでます。
余計な食材を買わなければトータルで購入費用は安くなるので、まずは無駄な買い物を避けれるようにしましょう。
まとめ買いをする
スーパーに毎日足を運ぶと、食材選びも難しくなります。「買ったけど使わなかった」はもったいないので、買い出し日を決めておくのが大切です。
あらかじめ買い出し日とメニューを決めて必要最低限のものだけまとめ買いをすれば、スーパーに通う手間もなくなり食材も使いきれます。
自炊が不慣れでも買い出し前には、何日・何食分の食べ物を買いに行くのかは決めておくようにしましょう。
まとめ買いは「毎回お菓子を買ってしまう」なんて状態を防ぐのにも役立つので、ぜひ実行したいです。
特売日に行く
どんなスーパーでも大量の商品を安くしている特売日がありますから、買い出し日をあらかじめ狙っておくのも節約になります。
タイムセールを実施する日、毎週何曜日など、スーパーごとにお得な日付をおさえておくといいでしょう。
特売品を狙う
通常営業でも特売品を狙って買うほうが断然お得です。「広告の品」と表示されているなら通常よりは割安になっています。
注意したいのは、赤文字やセールといった目をひく言葉による価格表示です。赤く大きな文字で書かれているとなんとなく安いように見えますが、きちんと値段を見ると全然安くないこともあります。
セールと書いてある商品の価格が別のスーパーの通常価格より高いなんてことは珍しくないので、よく確認してから買うようにしましょう。
見切り品を狙う
お客さんのピークがすぎて閉店が近づくにつれて、売れ残り防止のための値引きシールや半額シールを貼るスーパーは多いです。なので、午後6時以降に買い出しをすればかなりお得になります。わたしも買い物は夜の8時とかに行くことが多いです。
ただし、安いからといってたくさん買い込むと結局ムダ使いになるので注意しましょう。
開店直後の値引き
割引シールが貼られるのは遅い時間が大半ですが、開店直後に貼られるケースもあります。夜の買い物が難しいなら、学校や仕事の前、お昼時などに割引商品を狙うこともできるわけです。
閉店直前の見切り品は賞味期限が短いお惣菜がメインですから、買うものによって買い出しにでる時間を変えるのも食費の節約につながります。
賞味期限と消費期限の違い
賞味期限はおいしく食べられる期限で、少し過ぎても味が落ちるだけで食べれないわけではありません。
消費期限は口に入れても大丈夫な期限なので、過ぎたら処分するほうが安全です。消費期限切れの商品を食べた後で何かあっても、自己責任になってしまいます。
旬の食材を買う
魚や野菜、果物は天候や季節によって高くなる反面、旬の時期になると大量に出回り価格も安くなります。
旬の食材は安く買えるだけでなくもっともおいしく食べれるので、よく使う食材だけでも旬を知っておくといいでしょう。
保存食を買う
大量に食材を購入しても腐らせたら意味がありませんので、日持ちするものや保存食を選ぶのも節約に効果的です。
日持ちしてさらに使い勝手のいい食材を常備しておくと、まとめ買いしなくても必要最低限のものを買い足すだけですみます。
缶詰やスープ類などの保存食は長持ちするだけでなく、病気や災害時の非常食としても役立つのでムダになりにくいです。
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