日用品のムダを省く
日用品は生活に欠かせないもので単価もそれほど高くないため、必要以上に買ってしまいがちです。買い物1回の金額は決して大きくはないものの、年間をとおしてみると意外と家計を圧迫しているケースもありますから、上手に節約していきましょう。
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消耗品を節約する
日用品の中で特に節約したいのが消耗品です。一度買えば終わりではないため、使い方を工夫して少しでも長く使えるようにすれば生活用品にかかる費用をグッとおさえることができます。
洗剤
食器用の洗剤は原液のまま使っても薄めて使っても効果はほとんど変わりません。なので、使うときは最初に水を足して薄めた状態にすれば1度の使用量が少なくなります。
洗うときはいきなり食器に洗剤をつけるのではなく、水につけおきしておくのがおすすめです。つけおきしておくと汚れが落ちやすくなり、洗剤をたくさん使う必要がなくなります。
お風呂・トイレ用洗剤
お風呂やトイレ用の洗剤も、食器用洗剤と同じく、直接吹き付けるよりもスポンジやブラシに含ませるほうが使用量が少なくすみます。
直接吹き付けた場合よりも7〜8割は使用量が下がるので、使い方を変えるほうがお得です。
バスアイテム
シャンプーやリンス、ボディソープといったお風呂で使うアイテムを購入する時は、詰め替え用を買うとボトル代の節約になります。食器用洗剤に関しても同じです。
長く使っていると容器にカビができることもあるので、買いかえ時になってから本体ごと買うようにするといいでしょう。
電池
使う機会も多い電池でよくあるのが、1つだけ切れて残りはまだ使えるという状態です。なので、電池が切れたときは、空になった1本だけを処分して後は残すようにしましょう。
切れた電池の見分け方は電池を机の上に落とすだけです。空の電池は跳ねて倒れるので、テスターがなくても残量を確認できます。
落として電池の中身を確認する方法は、アルカリ乾電池しか使えない点だけ注意です。
使わない電池は抜く
電化製品には待機電力がかかるので、まったく使っていなくても電池は消耗されてしまいます。オフシーズンの家電本体やリモコンの電池も、そのままにしておくだけで自然と空になってしまうわけです。
使う機会が少ない家電の電池は抜いておくと、改めて使うときの電池代節約になります。
エネループの活用
エネループとは繰り返し使える充電式の電池です。購入時の価格は通常の電池よりも高いですが、何度も使えるのでトータルでお得になります。
電池を何度も買うほど使用頻度が多いなら、エネループに変えるのがオススメです。
スーパーのビニール袋
スーパーによってはレジ袋を購入しないといけないところもあるので、買い出しの時はエコバッグを用意して、余計なお金がかからないようにします。
無料で袋をくれるお店でもエコバッグを持参すれば割引してもらえるケースが多いので、節約のためにひとつは持っておきたいです。
タダで複数くれるお店を利用した時の袋も捨てずに残しておけば、エコバッグやゴミ袋代わりに使えます。
料理や食材の保存に役立つ小さなビニール袋も、買い物ついでにひとつもらっておくといいでしょう。
サランラップ
食材保存に欠かせないサランラップは、サイズごとに価格に違いがあります。容器にあわせて違う大きさのラップを買いそろえるのはムダが多いので、大きいサイズをひとつ購入するのがおすすめです。
小さいお椀にそのまま使うのはもったいないですから、ハサミで切ってサイズを調整するようにします。
最初から小さ目のラップしか買わないパターンは、大きい皿に使う時が不便ですし大きいラップより価格が高い場合もあるので注意です。
一度買えば繰り返し使えるフリーザーバッグを用意すれば、ラップ自体買わずに節約することもできます。
掃除機の紙パック
紙パック式の掃除機はゴミがたまったらパックごと交換するのが通常の使い方ですが、パックの中のゴミだけ取り除けば節約につながります。
サイクロン式掃除機も比較的手を出しやすい価格になってきているので、思い切って買いかえるのも長い目で見るとお得になることが多いです。
日用品をリサイクルして節約
ゴミや不用品はそのまま処分せずに、リサイクルするのも節約になります。日々でる紙パックのゴミや引っ越しで使った段ボールや新聞紙、ビニールひもなどは他の用途で使える場面も多いです。
特に活躍するのは片づけ・掃除をする時で、定番の使用済み歯ブラシによる掃除も節約につながっています。不用品を処分する前に「リサイクルできそうか?」を一度考えてみるといいでしょう。
ネットでまとめ買い
お金の節約術ではないですが、ティッシュやトイレットペーパーなどのかさばるもの・お米やペットボトルといった重たいものはネットでまとめ買いすると労力の節約になります。
買い出しで荷物が多くなると移動に時間もかかり手間も増えるので、買うものによってオフラインとオンラインを使い分けるようにしましょう。
効率よく節約するためには、お金をムダにしないことだけでなく手間と時間も考慮するのが大切というわけです。
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