賃貸向け部屋探しをする時の不動産屋の選び方

不動産屋の選び方

電話をかける女性

 

不動産屋は下見・契約・退去時と、部屋探しではずっとお世話になるため、できるだけ失敗せずに選びたいものです。同じ物件でもちがう業者が関わっていることもであるので、不動産屋の選び方をおさえて納得できる業者と契約できるようにしましょう。

 

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不動産屋を紹介してもらう

不動産屋を選ぶ時はネットで評判を確認しておき、ある程度は業者を絞っておくのが大事です。家族や友人に紹介してもらえるなら遠慮なく頼ります。ただ、評判をあてにしすぎたり頼りすぎは厳禁です。

 

わたしも一度知り合いが「良い」と言った不動産屋を訪ねたことがあって、態度とかは悪くなかったですが、下見の時に車のガソリンがなくなってスタンドに寄ったり、部屋のカギを忘れて取りに戻ったりと段取りが最悪でした。日にちを空けた予約にもかかわらずです。

 

何がどう良いのかもわからず結局契約しませんでした。そんなこともあるので、自分で業者の良し悪しを見極めるのが大切です。

 

対応を確認

直接訪問するのに構えてしまうならまずは電話で反応をみます。言葉使いは丁寧だけど高圧的な物言いをする人もいたりするので、気が弱い人は直接顔を見ない電話がおすすめです。誰でも横柄な態度の店員ならイヤですから、これだけでも行くか行かないかの判断材料になります。

 

電話でよくわからない場合は直接訪問して確認します。電話の時と態度が違うこともありますし、直接訪問は避けれないので、最初から行くのもありです。

 

店内が明るくキレイで入りやすいか?接客態度はどうか?十分な情報を教えてくれるか?こういった点を確認します。最初は部屋を決めるのは二の次くらいの気持ちで、賃貸情報と不動産会社を色々見比べるのが大切です。

 

現実的な選び方の目安

電話の対応や店内のキレイさなどは重要ですが、契約前だけ愛想がよかったりすることもありますし、最低限の清掃は会社ごとの差が見つけにくいです。

 

「接客業とは思えない態度の悪さ」「お店がすごく汚い」とかなら行かない理由がすぐにわかりますが、ほぼ差がない時にはもう少し現実的な信頼の証が必要になります。

 

業務形態の違い

不動産屋には色々な業務があり、わたしたちが部屋さがしをする時に利用するのはほとんど賃貸の仲介になります。貸してくれる大家さんとわたしたちの間にはいってくれる仕事が仲介です。仲介は不動産屋のメイン業務のひとつですが、不動産屋自体が物件の貸主の場合もあります。

 

貸主として業務をしている不動産屋を選ぶと、仲介をしていないので仲介手数料なしで契約できるのが強みです。

 

また、代理業務をしている場合は、貸主に代わって契約を業者と結ぶこともできます。この場合は家賃や各種手数料の値引き交渉もスムーズに進みやすいです。

 

以上のように、業務形態に注目して不動産屋を探すとお得になるケースもたくさんあります。

 

免許番号の確認

物件チラシや店頭で、「東京都知事(1)〇〇号」といった業者の免許番号を確認できます。()の中の番号は開業年数をあらわしていて、この数字が大きければ大きいほど長く営業している業者です。免許の更新は5年ごとなので、この場合は4年未満の業者になります。

 

数字が小さい業者なら頑張って良い部屋を見つけてくれる可能性もありますが、某会社のように初年度だけ良くて後からユーザーに見放されて5年もたたずに大赤字なんてことも珍しくありません。無難に数字の大きさで選べば悪質業者は避けれます。

 

学生の場合

学生さんなら学校の一斉紹介でいくつか不動産屋を教えてもらえます。地域密着型の地元不動産から大手まで色々ありますが、学校からの紹介であることを伝えると部屋探しもスムーズにすすみやすいです。

 

通学に便利な物件や同じ学校の学生が集まる物件を教えてくれるので、たくさんありすぎてとても探せない時は頼りになります。

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