洗濯物の仕分けと染み抜きのやり方

洗濯機に入れる前の仕分け

カラフルな洗濯物

 

洗濯をする時は事前に仕分けをしておきますが、特に分けておきたいのは色落ちが心配される色ものと汚れが他の衣類につく可能性がある汚れものです。洗濯機に入れる前に下準備をきちんとしておくと仕上がりもキレイになります。

 

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色ものの下準備

洗濯機にいれたことがない色ものを洗う時は、事前に色落ちをチェックしておく点と使う洗剤選びに注意します。一手間増えて面倒ですが、色移りしたら落とすのは困難(ほぼ無理)ですから最初にやっておきたいです。

 

色落ちの確認

服のメインとならない部分や目立たない箇所に濃い目の洗剤をつけて色落ちしないかをチェックします。洗剤をつけて5分ほど放置、その後白い布などで色が移らなければ問題ありません。もしも色が移るようなら他の洗濯ものと一緒に洗うのは避け、その服だけ別に洗います。

 

いきなり洗剤をつけるのに抵抗がある場合は、タオルなどの布に洗剤をつけてたたくことでも確認可能です。

 

色ものに使う洗剤

白いものを洗う時は蛍光洗剤を使用しても大丈夫ですが、色ものに使うと変色することがあるので、無蛍光洗剤を選びます。無蛍光洗剤は白いものに使うと黄ばみの原因になるため使えません。使う洗剤に違いがあるのも、洗濯前に仕分けする理由なわけです。

 

落ちにくい汚れのある衣類

洗濯しても落ちないようなひどい汚れがあるものも事前に別にしておきます。他の洗濯物に汚れを移す可能性があるからです。頑固な汚れはただ洗うだけでは簡単に落ちないため、下準備も必要になります。

 

部分洗い

しつこい汚れを落とすのに最適なのが部分洗いです。洗濯機に入れる前に洗剤を直接汚れた場所につけて洗います。通常の洗剤よりも部分洗い専用の洗剤を使うほうが簡単にキレイになりますが、汚れの種類によっては食器用洗剤や研磨剤のほうが効果が高いです。

 

襟や袖口など、細かい部分の汚れはピンポイントで洗い、全体的に汚れがひどい場合はつけおきや下洗いをします。つけおきはお湯に洗剤を溶かして1時間ほどを基本とし、下洗いは洗面器やバケツ、風呂の残り湯などで手洗いが効果的です。

 

部分洗いやつけおきをする時も色ものなら色落ちのチェックを忘れないようにします。

 

染み抜きのやり方

ワインのシミを抜く

 

シミは時間が経つほどとれにくくなるため、すぐに洗えない時でもできるだけ早く対処しておきたいです。染み抜きはシミの種類や衣類の素材によってやり方が変わるので、事前に覚えておくと役立ちます。

 

基本的な染み抜き

布、タオル、雑巾などの上にシミがついた部分をあてます。そしてシミの裏側から洗剤を含ませたガーゼや脱脂綿で叩いて布にシミを移すのが基本的なやり方です。醤油やコーヒー、ケチャップなどのありがちなシミは、水かお湯でとりあえずたたく方法もあります。ファンデーションやボールペンなどのシミは、洗剤の前にアルコールでたたくと落ちやすいです。

 

注意点

染み抜きで気をつけたいのは最初の処理です。慌ててゴシゴシこするとシミが広がってしまいます。力の入れすぎも衣類の生地を痛める原因になるので、シミがついた直後は洗剤でなくてもお湯や水を使って軽くたたくのが原則です。シミができてから処理するまでの時間がキレイに抜けるかを左右するので、手早く水分を与えて酸化を防ぐようにします。

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