ゴキブリ撃退術
恐るべき繁殖力としつこすぎる生命力が憎たらしいゴキブリ。暗闇をカサカサと動きまわり、突然あらわれる黒い影を苦手とする人も多いです。
一人暮らしをしていて虫がキライなら姿を見ただけでパニック必須ですから、事前にゴキブリの弱点を知って寄せつけない環境を作り、出現時には確実な方法で素早く撃退しましょう。
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ゴキブリが嫌う環境にする
ゴキブリは暗くて暖かい場所を好みます。部屋でよく居座るのは冷蔵庫や暖房器具の裏などですが、水さえあれば1ヶ月以上も生き延びるので、お風呂や流し台近辺にも水の補給にあらわれます。逆に乾燥を嫌うため、室内で湿気をとるのが基本の対策です。
乾燥させる
換気扇をこまめにまわしてキッチンや浴室の湿気対策をするのがそのままゴキブリ対策になります。水分がのこりやすいシンクも使い終わったらキレイに拭いて水気を残さないのが大切です。
部屋を清潔に保つ
ゴキブリは人間が食べた食品に含まれるタンパク質や糖分、脂肪、デンプンなどからも栄養補給をするため、食べ残しや生ごみは放置せずに必ず処理しておきましょう。フンには集合フェロモンが含まれている上、他のゴキブリのエサになるので、見つけたら処分、掃除は必須です。
侵入口をふさぐ
ゴキブリは少しのスキマでも侵入できるため、窓や玄関はきちんと閉めておきます。壁の穴や床のヒビなどからも入ってくるので、侵入経路となりそうな場所は塞いでおくのが大切です。
特にアパートやマンションでは自分が必至にゴキブリ対策をしても、他の住人の部屋から配管や天井裏を通ってやってくるため、出来る限り隙間を埋めておく必要があります。
駆除剤
頻繁にでてくるなら室内全体に設置型の駆除剤をまくのも効果的です。バルサンなどは入居前にまいておくのがベストですが、ホウ酸団子なら生活を続けるうちに出てきたGも撃退できます。ホウ酸団子は効果が切れたら交換するか、処分しないとエサになり逆効果なので注意です。
準備の手間を惜しまないなら、くん煙剤を使う方法もあります。いずれの駆除剤も家具の裏や収納のすみに隠れたゴキブリの駆除が可能です。
ゴキブリ撃退法
雑誌や新聞紙でたたけるなら問題ないですが、姿が苦手で手をだせない人も多いです。中途半端な攻撃で逃げられたらいつでてくるのか気が気でありませんから、簡単かつ迅速な撃退方法を知っておくといいでしょう。
スプレー型殺虫剤
ド定番ですが、頼りになります。1ミリたりとも近づきたく人にも最適な撃退アイテムなので、部屋にひとつは備えておきましょう。ただし、引火性のため火を使っている時の使用は厳禁です。
洗剤
キッチンやお風呂、トイレで殺虫スプレーがない時に使えます。食器用洗剤、シャンプー、ボディソープ、漂白剤など、何でも武器にできますが、それなりの量が必要です。動かなくなっても気を失っているだけの可能性もあるため、きちんと処理しないといけません。
熱湯
キッチンですぐに用意できるなら洗剤より確実です。火傷には注意します。お風呂のシャワーではぬるすぎるので微妙です。
やめたほうがいいこと
掃除機で吸っても中で生き残っているので、慌てて吸い込んだりはしないほうがいいです。掃除機をあける時にどのみち処理しないといけませんから、他の方法で撃退しましょう。
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