賃貸契約に必要な書類
賃貸契約をするには色々な書類を準備する必要があります。契約当日に持参しておけばいいのですが、状況によっては入居申し込みの時点で業者から求められたりするので、まとめて準備しておくとスムーズです。
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契約者本人が用意する書類
1、住民票
住民票の代わりに免許証のコピーでも可能な場合もありますが、特別な理由がない限りは住民票のコピーが無難です。謄本(とうほん)が必要ならそちらを用意します。(謄本は世帯全員分の情報が載っている住民票の写し)
2、収入証明書
源泉徴収票や所得証明書、確定申告書など、所得を証明できる書面です。
3、印鑑+印鑑証明書
印鑑はみとめ印でOKの場合もありますが、実印が基本です。実印とは役所に登録している印鑑のことで、1人1個しかもてません。印鑑証明書は実印があれば役所で発行してもらえるのでセットで用意します。
最低限必要なのは以上です。
学生なら在学証明書、駐車場を使う場合は車検証が必要な場合もあります。その他、家賃の支払いを銀行引き落としやクレジットカードにするなら、引き落とし口座の印鑑やクレジットカードの登録申請書なども必要になるので、状況に応じて用意します。
(連帯)保証人が用意する書類
1、住民票
親に保証人になってもらう場合、謄本だけでOKの場合もあります。
2、収入証明書
保証人にも支払い能力が問われるため、収入証明書が必要なケースは多いです。
3、印鑑+印鑑証明書
実印と印鑑証明書は本人のものとは別です。
4、保証人引受承諾書
保証人を承諾する確約書です。書面ではなく、契約書の保証人欄が承諾書の代わりとなることもあります。契約に保証人が立ち会わない場合は事前に署名してもらい実印で押印してもらいます。
保証人代行サービスを利用する場合は保証人の印鑑証明や収入証明書は不要ですが、代行サービス会社から指示された書類を別に用意する必要がでてきます。
必要最低限の書類は以上です。業者ごとに求める書類は違うので、後は直接受け取った書類の説明を聞いて記入します。必要な書類の用意ができたら、賃貸借契約書と初期費用もあわせてもっていくのを忘れないように注意です。
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