入居前に改めて新居の下見をする

引っ越し前に新居を確認

新居の様子

 

賃貸契約が完了したら引っ越しを始める前に新居の確認をしておきます。引っ越し先が遠くても近くても、契約をして鍵を渡された直後に確認しておくべきです。チェックするのは主に「部屋の状態」「共用部分や部屋のサイズ」です。

 

スポンサーリンク

 

部屋の状態

入居可能状態になった直後、つまり住み始める前の部屋の状態を確認します。この確認をしておかないと、退去時に住む前から元々あったキズまであなたのせいにされてしまうかもしれません。最初からある汚れや傷は事前の掃除や補修では改善できなかったものなので、チェックしておく必要があります。

 

不動産屋の人が一緒に確認してくれる場合もありますが、時期によっては自分だけでチェックをして報告しないといけません。遅くとも2週間以内には連絡しないと認められないケースがあるので注意です。

 

業者によっては入居する時に間取り図やチェックシートをくれることもあるので、破損個所や汚れ、傷などを書き込んで不動産屋に連絡しておきます。チェックシートをくれない場合でも連絡はしておくほうが安心です。どんなに小さな傷でも気になるなら連絡しておき、必要に応じてデジカメやスマホで日付入りの画像を証拠として残しておきます。

 

キズや汚れはともかく、窓やドアの立てつけは見ただけではわかりません。実際に開閉してみて問題ないかを確認します。

 

共用部分や部屋のサイズ

アパートやマンション全体の玄関、階段や踊り場の広さ、廊下の幅も契約直後に確認しておきたいポイントです。これを忘れると引っ越しをしていざ荷物を運び入れる時に「家電や家具が入らない」なんてことになります。室内の入り口や幅も同様に要チェックです。

 

運び入れる時の幅とあわせて室内の各種スペースも確認しておきます。洗濯機や冷蔵庫などの必需品は設置場所のスペースによってサイズが決まってくるので事前にチェックしておきたいです。意外と見落としがちなのがカーテンの丈なので、窓の高さや幅もあらかじめ測っておきます。

 

実際に引っ越した時はコンセントなどの接続機器や防水パンの位置で家電の配置はほぼ決まってくるので、荷物を運びいれる順番にも注意です。荷物をドンドンいれた後で接続機器が隠れてしまうと配置をする時に手間が増えます。サイズを測る段階で何をどこに置くかをおおまかにイメージしておくと荷物を運んだあともスムーズです。

 

また、自力の引っ越しで車をつかう場合は、駐車スペースが建物の近くにあるかも確認します。場所によってはたとえ引っ越しのためでも駐車禁止だったら罰金をとられるので注意です。近隣住民にとって迷惑な場所ならトラブルにもつながり、引っ越し直後から嫌な思いをする可能性もあります。近くのパーキングを利用することも視野に入れて駐車可能な場所を探しておきます。

スポンサーリンク

 

 

このエントリーをはてなブックマークに追加  

関連ページ

家賃交渉のタイミングとコツ
家賃交渉をするタイミングと上手な交渉の仕方、礼金交渉についてまとめています。
入居申し込みと預かり金の支払い
入居申込書の記入方法と申込金(預かり金)支払い時の注意点をまとめています。
保証人と代行サービス
部屋を借りる時に必要な保証人の条件と保証人がいない場合の代行サービスについてまとめています。
賃貸契約に必要な書類
契約者本人と保証人それぞれが賃貸契約で用意する書類をまとめています。
不動産屋の入居審査
部屋を借りる時の不動産会社の入居審査で主に対象となる項目と審査が通らないケースをまとめています。
重要事項説明書の確認ポイント
賃貸契約をする前に説明される重要事項説明書で確認しておくべきポイントをまとめています。
賃貸契約書のチェックポイント
部屋を借りる時の賃貸契約書で最低限確認しておくべき項目をまとめています。
原状回復の知識とトラブル予防
原状回復の説明と負担区分の一例、退去時のトラブルを防止するポイントをまとめています。