下見をしても部屋が決まらない時は保留する

即決はできるだけしない

冷静に考える男性

 

下見を終えて借りる部屋がある程度絞られたら最終決定をしないといけませんが、できれば一度帰ってじっくり検討する時間がほしいです。引越しまで時間がない場合はともかく、冷静に考えると色々と見えてくることもあります。

 

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決めきれない場合も保留

不動産屋は営業トークで決断を急かすこともありますが、自分が納得して借りることができないなら決定は先送りにします。「どちらも魅力的」「妥協するならどちらか?」と決めきれない状況は色々ですが、焦って決断すると後悔するかもしれません。

 

家に帰って落ち着いて考えると自分にとって重要だと思っていた条件が変わることはよくありますから、迷っているならひとまず保留しておくことも大切です。

 

どうしても決めれない場合のヒント

人によって希望条件や譲れないポイントが違いますが、見方を変えると譲れないと思っていたことが意外と妥協したほうがいい場合もあります。

 

わたしがはじめて一人暮らしをした時、とにかく家賃重視で部屋を探していました。大学まで歩いていける近くのマンションは高かったので、沿線から家賃がもっと安いアパートを見つけて深く考えず(3月で焦ってた)に決断したのが生まれてはじめての一人暮らしです。

 

家賃が安いだけあってユニットバスでしたが、当時は「ホテルでも使ったことあるし」くらいの感覚でした。実際住み始めると、カビはできやすく身体を洗うのも大変で不便極まりなかったです。1、2日使うホテルとは訳が違うことも住み始めるまでは気づきませんでした。

 

しかも、家賃が安いという理由で借りた部屋でしたが、電車の定期代を合わせるとかかるお金に大きく差がでるわけでもなく、電車の本数の少なさも重なって大学の講義に遅刻したりもしました。多少家賃が高くても学校近くの部屋を借りたほうが、日々の生活もキャンパスライフももっと充実していたように感じます。

 

借りる部屋を決めるポイント

わたしの過去の体験を例にしましたが、ようするに部屋そのものの条件が重要なのではなく、一人暮らしをする目的とその後の生活の基盤がどこにあるのかを考えるのが大切なんです。

 

学生さんなら家賃が高くても交通費がかからず、スムーズに学校に通える場所がいい場合もあります。通学時間が少なくなれば、それだけ時間を有効活用することも可能です。

 

逆に、社会人なら交通費が多少高くなっても会社からの支給で賄えるので、通勤時間も考慮して家賃が安い部屋を中心に探すのがいいケースもあります。

 

ほとんどの人が家賃の金額を第一条件にするので例にしましたが、他の条件でも基本的な考え方は同じです。新生活の中心となるものは何か?を優先すると、部屋で譲れないと思っていた条件の優先順位が変わったりします。

 

部屋の条件で迷っているうちに一人暮らしを始める本来の目的を忘れてしまいがちですが、迷った時こそ原点回帰をするのが契約する部屋を決めるポイントです。

 

間取り図や部屋情報だけで借りる部屋を決めれない場合は、新生活のイメージをもって検討し直すと最終的に借りる部屋も絞りやすくなります。

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