賃貸契約から入居までの流れ

申し込みから契約までのタイムスケジュール

申し込みから引っ越しまでのタイムテーブル

 

気に入った部屋を見つけて申し込みをしてもすぐに契約にすすめるわけではありません。時期によっては入居審査の結果がすぐにでて契約もすぐに始まる場合がありますが、通常は数日、長ければ10日ほどは契約までに時間がかかります。

 

審査結果の通知から契約までが長ければ1週間ほど、結果を聞いてすぐに契約して入居可能になってもその後は引っ越しに数日かかるので、入居申し込みをしてから新生活のスタートまでの期間は1週間から3週間程度は必要です。

 

入居申し込みと申込金の支払い

 

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賃貸契約の流れ

賃貸契約の主な流れをまとめます。契約をするとお互いに守るべき約束ができることを念頭において、スムーズに完了できるように準備しておきましょう。

 

連帯保証人を立てる

部屋を借りる時には原則として連帯保証人を立てないと契約できません。親や兄弟の親族が基本ですから、まずは保証人になってもらえるかを確認しておく必要があります。

 

保証人が用意できない場合は代行サービスを使って代わりとすることも可能です。友人を保証人にしても審査で落とされる可能性が高く、現実的には親族以外ではほぼ不可能になります。

 

学生・未成年者の場合は親が契約者となるか、同意を得て本人が契約者になるかのどちらかです。不動産会社は審査の時に学生であることを考慮してくれますが、一人暮らしを始めたら社会人としての自覚をもつ必要があります。

 

保証人の条件と代行サービス

 

費用の確認

契約時には前家賃とあわせて様々な費用が必要となります。これらのお金を支払えないと契約はすすみません。事前にどういった名目の費用がいくら必要になるのかを把握しておき、「聞いていない」「足りない」といったことがないように注意です。

 

入居前に必要な費用と一人暮らしにかかるお金

 

必要な書類の用意

契約金とあわせて色々な書類が必要となります。事前に不動産会社から渡されている契約書とは別に住民票や印鑑証明書といった書類も必要です。自分で用意しておくものは役所で発行してもらうものが大半なので、直前に慌てないようにきちんと確認して用意しておきます。

 

ハンコも忘れないように!

 

賃貸契約に必要な書類

 

入居審査を通過する

申込書を提出した時から不動産会社は入居審査をします。自己PRをする必要はありません。特別な事情がないならあまり気にしなくてもいいですが、入居を断られる可能性はあります。

 

審査の結果を待っている間に「契約に必要な書類の用意」「新生活用品を買いそろえる」「引っ越し業者を探す」といったことをすると今後の予定もスムーズです。

 

入居審査の項目とNGになるパターン

 

契約書類を確認

審査に合格して契約可能になったら、業者から改めて契約について説明を受けます。契約書にサインをする前に必ず「重要事項説明書」と「賃貸借契約書」の2つの書類を確認します。問題なければ署名をして費用を支払い、新居のカギを渡されて入居可能です。

 

重要事項説明書の確認ポイント

 

賃貸契約書の確認ポイント

 

部屋の内装をチェック

契約が済んだら最初に新居の内装を確認します。もともとある細かいキズや破損している箇所、壁や床、浴室、トイレの汚れの状態などのチェックです。引っ越し前後でもできますが、契約直後に不動産会社に立ち会ってもらい、一緒に確認しておくことをおすすめします。

 

引っ越し前に新居の下見をする

 

その際、どの程度の範囲で原状回復といえるかを確認しておくと、退去時のトラブル防止に役立ちます。

 

原状回復の基礎知識とトラブル予防

 

賃貸契約のおおまかな流れは以上です。入居可能になったら、引っ越しをして荷物を運び入れます。

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